2017年3月1日放送「あさイチ」ではタオルの悩みを解決する情報が満載です。
その中で使い古しの固くなったタオルの復活方法をタオルメーカーの社長さんが伝授してくださいました。

柔軟剤が好きじゃない私の家ではタオルが固い!身体を拭くと痛いと子供に言われていたんです。
なんとか復活する方法って無いの?

やっぱり柔軟剤って方法しか無いのかなぁと思っていたところなんです。
みんなも固いタオルが気になっていたけど解決方法がみつからなかったんですね。

タオルが固い悩みの解決方法はあるの?

洗っても固いタオルはふかふかになるのでしょうか?

明治元年創業の老舗
1日6千枚を製造するタオルメーカー
社長・坂本雅将之さんにあさイチが伺いました!

数々の商品開発を手掛けたタオルの貴公子です。
その能力が認められて30代で社長に就任しました。

タオルはパイルがふかふかの鍵

パイルが有ることで糸が立体的になってボリューム感がでるんです。
糸のループが上から押し当てられる事でギュッとつぶれる時の弾力感が出ます。

パイルを触っている感じがふわふわ感です。

驚きのパイル・パワーとは?

買ったばかりのシャツとタオルで比較

どちらも新品
綿100%で吸水実験をします。

シャツに比べてタオル
吸水がシャツに比べて早い!
見ているとなんと水が自分からタオルに飛び込んで行くようです。

タオルには普通の糸より繊維の隙間が多い糸が使われています。

毛細管現象がタオルに?

一方水には小さな隙間があると自分から入っていく性質があるのです。
それをパイルが更に後押しします。
表面に出ている糸の量が多いので更に大量の水を吸い込む事ができるようになるんです。

パイルができる工程にタオルをふかふかにする秘密があります。
高速な機械でタオルを製造していますが、その時にループをしっかり作っているのです。

固くなったタオルはフワフワにするコツとは?

何回も洗濯を繰り返すとループも潰れてしまってタオルがごわごわになります。

タオルメーカーの社長さんに恐る恐る固くてごわごわになったタオルを差し出して柔らかくなりますか?とお尋ねした所、「大丈夫です!」と嬉しい返事がありました。

柔らかくなります。
位置が絡み合って寝てしまっているのす。
それをしっかり立たせて上げると全体的に柔らかいタオルに間違いなく戻ります。

洗濯物を干す時にバタバタと両手でタオルを持って振ってください。
これだけです!
これだけで、タオルの種類によって違いますが5回位振るだけでも効果があります。

固いタオルで実験しました

固いタオルって本当にふわふわに蘇るの?
スタジオでは固くなったタオルを用意して全く振らないで干したタオルと20回振って干したタオルを用意して比べてみました。

見た目でもふわふわ感が全然違います。
社長の坂本雅将之さんによると、タオルは洗濯をして取り出すとループが絡み合っているのでこれを解いて上げると良いとアドバイスがありました。
パタパタと干す時に振る事で立ったループに空気を入れる事になるので倒れているループを逆なでしてあげると良い。
逆なでした上で更にタオルを振るとより効果的です。

脱水槽から出して干す前がより効果的です。
ちなみに乾燥機にかける時にはそのままで十分フワフワになります。

大きなタオルをふわふわにするコツ

タオルの真ん中を持って振ると良いです。
2つに折って振るのでは無く真ん中を持つのが良いです。

固くなったタオルは、タオルのループを立たせるとふわふわになるんですね。

タオルを固くしない干し方のポイントとは?

お天気が良いと洗濯物を外に干したくなりますが、タオルに関しては天日干しは要注意なんだそうです。

タオルが過乾燥になる?

天日干しは全く悪くはないのですが、あまりタオルを干し過ぎると過乾燥になってしまうのです。

タオルの水分がドンドン抜けてしまうのです。
すると繊維がダメージを受けてしまい、より固くなるのです。

オススメの干し方は?

タオルのオススメの干し方は日陰干しです。
直接太陽い当たらない風通しの良い場所に干してください。

普通お日様に当てようとか、紫外線で殺菌とと言われていますが・・・
日陰干しだとニオイが残りそうで嫌だとか色々な意見があさイチでは出ています。

室内干しでは無く、風通しの良い外で日陰が良いと社長さんはアドバイスされました。

天日干しは悪く無いので、もし天日で乾かした時は乾いたら直ぐに取り入れてください。

乾いたら直ぐに取り入れられるのでしたら天日干しでも全く問題はありません。