あさイチやサタプラなどテレビ番組でおからパウダーとか乾燥おからとか、おからが良く取り上げられています。

おからの存在を全然知らなかった私には沢山出てくるおからの違いからもうわかりませんでした。
おからでダイエットができるとか聞いたら俄然わたしもやってみたくなったのですが、まずはおからの違いを調べて見ることにしました。

乾燥おからとおからパウダーの違い

おからでダイエットができると評判ですが、いざおからを使おうとしたら色々な名前が出て来て戸惑いますよね。

調べて見たら、おからには生おからと乾燥おからとおからパウダーという風に3種類が出ていきました。
生のおからは今まで馴染みがありますが、あとは乾燥おからとおからパウダーが同じものなのか?違う物なのか?区別もつきませんよね。

乾燥おからもおからパウダーも大元は同じなのですが、どうやら乾燥した後の粒子の細かさに違いがあるようです。

おからは何からできているの?

おからは元々は豆腐を作る途中でできました。
豆腐を作る時に豆乳を絞るのですが、この絞ったかすが生おから、そして生おからを乾燥させたのが乾燥おからです。
おからパウダーは乾燥おからかをさらに使いやすく細かくした物です。

おからを比較してみると

生おから 風味があり水分量をしっかり含んでいる。

乾燥おから 風味が減り見た目は荒くパン粉より細かいですが、生のおからを乾燥させた物という感じです。

おからパウダー 少しおからの風味が残りますが小麦粉のようにキメが細かい粉のようで、料理やお菓子に使いやすいです。

乾燥おからパウダーと生のおからの栄養価の差は?

そもそもおからの元になっている大豆ですがはたけの牛肉と言われるほど良質の蛋白質が豊富です。

おからは乾燥するとさらに蛋白質が増えます。

100g当たり

乾燥おから350cal・タンパク質23.8g・脂質15.6g・炭水化物5.9g

生おからは111cal・たんぱく質6.1g・脂質3.6g・炭水化物13.8g

乾燥おからは乾燥してある分、量が少なくなっているだけなので、戻して食べたらさほど栄養価は変わらないと思います。

おからの栄養価

乾燥する前のおからには食物繊維や良質なたんぱく質やイソフラボンやサポニンなどの栄養素を含んでいます。
ダイエットには効果的な食べ物だといえるでしょう。

おからは植物繊維の宝庫

おからは乾燥したりパウダーにするとさらに良い事があります。
それはなかなかとりにくい植物繊維が乾燥したりパウダーになるとその割合が増えるからです。

成人女性が1日に必要な植物繊維の量は約18gと言われていますがおからパウダーを1日10gも摂取したらもう十分に補えます。

おからパウダーの約半分は植物繊維でできているので、植物繊維が多いと言われているごぼうの約10倍
キャベツの28倍
レタスの80倍に当たるのです。

さらにこのおからの植物繊維は水には溶けない不水溶性の植物繊維なのでお腹の中で水分を吸収するとさらに量(かさ)が増えるのです。

すると腸の働きが良くなり便秘がちだったかたの便通を整えてくれるのです。

また、余分な脂肪があったら吸着して便と一緒に身体の外へ排出してくれるので一石二鳥にも三鳥にもなります。

生おからとおからパウダーの成分の違いはある?

生おからは大豆の皮なども入っていますが、おからパウダーはきめ細かい粉にする時に荒くなるような大豆の皮は取り除かれてしまっています。
するとその分、植物繊維が減ってしまいます。

あえて成分に違いがあるとしたら植物繊維が減った分、ややタンパク質や脂質などがわずかに増える程度ですね。

おからは脂肪の燃焼を促進する!

大豆の蛋白質は植物性なので胃の中で長くとどまってくれますので満腹感も長く続きます。

おかげで食べ過ぎを予防してくれるのです。

そして摂取したエネルギーは熱エネルギーとして排出されます。
その時に代謝をアップしてくれるので脂肪の燃焼を促進すると言われているのです。

年齢とともに基礎代謝を始めとする代謝が衰えるので、身体の中に余計なエネルギーを溜め込まないという事はダイエットにも繋りますね。

おからは乾燥して使うと胃の中で水分を給して膨らみますので少しお料理にプラスして使うだけでも満足感が得られるでしょう。

小麦粉よりも低糖質の食品ですので後はお料理次第でダイエットにおおいに役に立ちますね。

乾燥おからとおからパウダーの違いは?まとめ

乾燥おからとおからパウダーの違いは粒子の細かさとか植物繊維の量のわずかな違いくらいでした。

乾燥おからは保存がきくのでいつでも思いついた時におからハンバーグなどおからを使う料理ができるので便利ですね。

おからパウダーは粉のようになめらかに使いやすくできているので、料理にふりかけるだけでも使えるのでとても便利ですね。

他には普通にクッキーなどお菓子を作る時に混ぜても風味が落ちないでカロリーなどはダウンできるのでこれはヘルシーで良いですね。

ダイエット中の方ですと、おからパウダーを常に持ち歩いて、外食しないといけない時などは御飯にふりかけるだけでも御飯の糖質の吸収の妨げになるのに蛋白質はアップしてとても便利ですよね。